北海道珠玉の果実ゼリー タイトル
    HOKKAIDO 12 JEWEL JELLY
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  • 食べても絞ってもおいしいハックナインを守りたい食べても絞ってもおいしいハックナインを守りたい
< 取材協力 >中井観光農園
中井 淳さん
  • 大正12年から続く、余市の果物農園。近年は、観光農園としても果実のおいしさを伝えている。
  • 大正12年から続く、余市の果物農園。近年は、観光農園としても果実のおいしさを伝えている。
食べても絞ってもおいしいハックナインを守りたい
< 取材協力 >中井観光農園
  • 中井 淳さん
  • 大正12年から続く、余市の果物農園。近年は、観光農園としても果実のおいしさを伝えている。
  •  夏、ナイアガラの取材で中井観光農園を訪れたときは、まだ青々としていたりんごたちも、秋深まる10月中旬に再び畑を訪れると、紅葉に負けないくらい真っ赤に色付き、収穫シーズン真っ只中でした。
    食べても絞ってもおいしいハックナインを守りたい

     余市は、北海道の中でも果樹栽培が盛んな地域。昼夜の寒暖差が激しいことで、果物自体に良い刺激をもたらし、甘みや酸味をしっかりと蓄えてくれます。2016年は、夜の気温が下がりはじめるのも早かったことで、いい仕上がりに。「みてみてください。こんな風にりんごのおしりを見ると、くぼんで黄色くなっているでしょ?これがおいしいりんごを見極める秘訣。緑より黄色がいいんですよ。」と教えてくれました。

    ハックナイン

     もりもとのゼリーの「りんご」は、さまざまなりんごの果汁を混ぜ、“それぞれのりんごのいいとこどり”をしていますが、その中でも味わいが特徴的で存在感のある品種が「ハックナイン」。スーパーで頻繁に見かける品種ではないかもしれませんが、他の品種よりも少し大きく、果汁は酸味があってとてもジューシーです。他のりんごの搾汁率は約70%に対して、ハックナインは約80%ほど。それくらい水分量が多くみずみずしいので、おいしい上にたくさんの果汁をとることができるりんごです。しかし、ハックナインは、実が大きく木から落ちやすかったり、木が大きくなりすぎるため扱いづらく日当りも悪くなってしまったりするという難点もあり、生産者の負担も大きく、年々生産者が減ってしまいました。しかし、このゼリーのように加工にはとても向いている品種であることを伝え守っていく必要があると感じた中井さんは、苗木を生産し、みんなで作っていこうという働きかけも行っているそうです。

    もりもとゼリー 絵描き そらさん

    そらさんとハックナイン生産者

     たいていのりんごは、もちろんとれたてがおいしいのですが、ハックナインはそうとも限りません。すぐ絞ると酸味が強すぎるため、加工品に合わせた期間寝かせてから搾汁した方が、まろやかでりんごのおいしさをより引き出すことができることにも気付くことができました。

    中井観光農園でとれた旬のりんご

     中井観光農園でとれた旬のりんごを集め、ゼリーに入っている他の品種と食べ比べをしてみました。「昂林(こうりん)」は、蜜が入っていてフルーティーで食感もよく、「つがる」は見た目の色が濃く、実は白く、酸味はなくやさしい味わい。「さんさ」は、甘さと酸味共にバランスがよく、さわやかな香りも特徴的でした。

    昂林(こうりん)」は、蜜が入っていてフルーティー

     「果物を作っていると、本当にいろんな年のことを思い出します。何年前はりんごがこうだったなとか、天気がどうだったなとか…でも、毎年実りの時期を迎えるとずっと見ていたいような、大変だったことも忘れるような、本当にいい眺めです。このゼリーにもそんな私たち生産者の想いもぎゅっとつまっているので、たくさんの人に食べてほしいですね。」

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